旅人ちはる

旅人ちはるの動画では語らない話し

与えるだけの人

昨日のつづきです。

 

この社長さんの話をしたら1日あっても足りないかもしれません。

私が今までに生きて来た中で出会ったことのないような人です。

この会社に出入れさせてもらって1年くらいした頃

社長さんが独身だと言うことを耳にしました。

私より5才上・・・

周りの人達から社長さんの話を聞いているだけで、私は彼の事を好きになりました。

その会社に実のお姉さんも居て、そのお姉さんも弟である社長の事を尊敬していました。

社員はもちろん、私のような外部の人間にさえ

とにかく与えるだけの人でした。

あまりにも色々な事をしてくれるので

ある日、私は

お礼に食事をご馳走したいと言いました。

そうしたら

『金のないちはるちゃんにご馳走になっても全然嬉しくない・・・』と・・・(^^ゞ

決して見返りなど求めない人でした。

お返しをすると怒られるので、喜んで受ける事を社長から学びました。

その感謝の気持ちは石に刻もう!と

決して忘れないでいようと・・・

社長さんは、いつも人に優しい訳ではなく、時には厳しく私にも注意をすることがありました。

あの頃は、良く泣いていました(社長の前では泣きませんが)

生きて行くために必死で不安な中、とにかくがむしゃらに頑張っていた頃です。

 

もうかなり昔の話ですが・・・

私は社長さんに自分の気持ちを告白したのです。

そうしたら

『ちはるちゃんへの気持ちは”友愛だ”今後恋愛感情になることは、100%無い!』と

気持ち良いくらい、ハッキリと振られました(笑)

ショックでしたが、こんなにハッキリと言われた人は過去に居なかったので、いつまでも引きずる事も無かったように思います。

その後、彼の事をいつまでも思い続けるほど私は、一途な女では無かったようです(笑)

でも、社長さんの事は

今でも人生の師匠として、人として尊敬していますし

彼に出会えたことは私の財産だと思っています。

生涯独身を貫き通すには、何かがあるのかもしれませんが・・・

もう、そんな事も気にならなくなりました。

 

彼もまた田舎で老後を人の為と猫ちゃん達の為に、きっと忙しく暮らす事でしょう。

体が辛くなったら私の施術を受けにきたいと言っていました。

私と会えないのは、寂しく無いようですが

私の施術は必要のようですね(笑)

 

今日は、少し早く温泉に行きます。

クリスマスイブなので私と一緒にケーキを食べようとケーキを買って来てくれる人が居ます。

彼女もまた与えるだけの人

いつも色々な物を頂くので、お礼に食事をご馳走したい。と言ったら

そう言うことは、止めて!

ただただ、もらうことに慣れて・・・と

好きでしていることなんだからと・・・

 

私の周りには、与えるだけの人が多すぎる・・・