旅人ちはる

旅人ちはるの動画では語らない話し

心が折れた話 ②

借りた30万円は

アパートを借りる敷金と仕事が決まるまでの生活費でした。

4万円の安アパートですから

敷金、前家賃で十数万円位だったと思います。

他に生活に必要な物を買わないといけません。

電化製品や家具は、友達にお願いして集めました。

台所用品も殆ど貰い物で揃えました。

あとは、リサイクルショップと100均です。

友達に

『遂に家を出ました!』とメールして

家具や家電製品を集めました。

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ等

皆んな、とても協力的でした。

殆どが貰い物で生活をスタートする事が出来ました。

子供達が通っていた学校とマンションの間のアパートを探しました。

丁度今時期です。

冬の寒い日

泣きながら探しました。

歩いていたら自然と涙が溢れて来るのです。

人生で一番辛い時、母は守ってくれなかった。

そんな気持ちで何度も心が折れそうになりました。

でも、その時も負けるもんか!

絶対負けない!(自分に)

子供達には、家が二つあると思って

と言い

それから3年間私は、通いお母さんをしました。

娘は途中から私のアパートに引っ越して来てくれたけど、息子は父との暮らしを選んだのです。

あの時、365日働いて

兄から借りたお金もちゃんと返済しました。

休みなく働いても1ヶ月17万円位で生活は苦しかったです。

とにかく生きることに必死でした。

でも辛かったけれど、親切な人が沢山いて、支えてくれた人や助けてくれた人や応援してくれた人達

そんな人達のお陰で乗り越えて来れたような気がします。

つづく